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蒼龍 (御召艦) : ウィキペディア日本語版
蒼龍 (御召艦)[さうりゃう]

蒼龍(さうりゃう/そうりょう)は日本海軍の艦船。内海用御召船〔#幕末以降帝国軍艦写真と史実p.243『以上の外に内海御召艦として「蒼龍丸」(さうりゆう)あり』〕〔『聯合艦隊軍艦銘銘伝』p176による。『日本海軍史 第7巻』では艦種を「運輸船」としている。〕として建造された。
艦名は「青い龍」の意味。「ソウリュウ」ではなく「ソウリョウ」〔『聯合艦隊軍艦銘銘伝』p176による。『日本海軍史 第7巻』でも「そうりょうまる」としている。〕と読む。
== 艦歴 ==
明治2年11月(1869年)に横須賀造船所で起工され〔、明治5年5月23日(1872年)進水〔、同年8月2日に竣工した〔#幕末以降帝国軍艦写真と史実p.243『同年五月二十三日浸水、同年八月二日竣工す。』〕。前述の通り内海専用の御召艦として建造された198トン〔の木造外車汽船(帆走併用)である。竣工時は宮内省所属であったが同年9月24日に海軍省に預けられ〔、東京築地の海軍省構内に係留された。10月8日に七等船とされ、翌1873年(明治6年)10月8日付けで正式に下付された〔。1874年(明治7年)より海軍省内堀に係留された。
1883年(明治16年)8月18日に「蒼龍(艦)」と改名する。1886年(明治19年)4月22日除籍〔、廃艦となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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